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EPSホームガード
特徴
- 1/断熱性
- 発泡スチロールはスチレンビーズ内部に空気の層を作り、このビーズが連続して形成されていますので断熱性能が非常に優れています。よって、保冷箱、建築断熱材に最適です。
- 1/超軽量化
- EPSホームガードの場合800×800×150でわずか約3kgで右記写真にように人間一人でも容易に持てます。 この大きさで通常ブロックの場合、約120kgなので1/40の重さになります。
- 2/耐震性及び安全性
- EPSホームガードは超軽量です。地震が発生した時には縦横の鉄筋に伝わる力は通常のブロックと比較しはるかに低く耐震性能はかなり強いです。
仮にEPSブロックが倒壊し、人間に圧し掛かってきても中身は発泡スチロールで軽く、クッション性能もあるため大事に至る事はまずあり得ません。
- 3/超スピード施工
- 通常ブロックと比較し段積みする時間、モルタルを充填する時間が格段に速く通常ブロックと比較し半分~1/3の時間で施工する事が出来ます。
(但し、仕上げ工程は別)
- 4/鉄筋爆裂防止
- EPSホームガードは発泡スチロールとメッシュ、樹脂モルタルで形成されており、弾性力と防水性のある素材なので、クラックの心配はありません。
また、鉄筋モルタルの構造部をこの素材特性で覆いかぶせており(右写真参照)、上下左右に目地が無くジョイント式にしているので万が一内部の構造部にクラックが入っても、水の浸入を防ぐ事が出来ます。結果的に鉄筋の錆び、構造部の中性化を防止し、鉄筋爆裂を防ぐ事が出来ます。
素材特性
EPSホームガードの主な材質である発泡スチロールは主にスチレン樹脂と空気で形成されており、一般的に食品用の箱や医薬品用輸送箱等に多く使用されており安全な物質です。 更に低VOC型発泡スチロール(厚労省基準値クリア)を使用しているため人体への影響に十分配慮されています。
発泡スチロールは完全独立発泡体のため吸水量は低く、防水透湿性に優れ耐凍害性に優れています。
難燃型発泡スチロールを使用しており、高熱にあっても燃え広がらず万一の火災でも炭化するだけで安全です。 (UL94HF-1認証)
発泡スチロールとメッシュ(PP製)を樹脂モルタルで一体化する事により従来発泡スチロールだけでは出来なかった弾性力を持たせる事が出来ます。
優れた意匠性
EPSホームガードの表面はポリマーセメント樹脂で覆われており
樹脂とセメントの混合体であるため
樹脂系仕上げやタイル張り用セメント材
などの相性が良く幅広い仕上げが可能です。
EPSホームガードの主成分である発泡スチロール
のもう一つの大きな特徴として
“形状の加工が容易に出来る事”です。
これにより天端の曲線や斜め加工などを
工場生産ラインで実施し、現場に納めます。
施工性
特徴 1 ― 積み上げ時間の短縮 ―
一番の特徴は超軽量化による積み上げ時間の早さです。
例えば[写真1]のような幅3.6mのブロックを1段積み上げるのにかかる所要時間は、たったの2分です。(実証済み)
更に、[写真2]のように生産工場で、ある程度の形まで組立て、現場で一気に積み上げる事により更に時間短縮に繋がります。
特徴 2 ― 充填時間の短縮 ―
独自のブロック内部構造によりモルタルの充填時間を大幅び短縮しています。
[写真3]のように幅3.6mのブロックを2段積みし、モルタルを充填し[写真4]の状態にした場合にかかる所要時間は20分です。(実証済み)
1段積みに換算すると10分です。
EPSブロックの構造はモルタルが流動し易い構造になっており、ある程度段積みした状態で充填出来ます。(下記「EPSブロック内部のモルタルの流れ」参照)
4段、6段まとめ積みなどで一気に充填すると更にスピードが速くなります。
- 従来のコンクリートブロックと比較し、10倍の スピード。作業者の負担も軽減。
- ホームガードブロックの内部構造は、 モルタルが充填しやすい構造になっており 通常のコンクリートブロックよりも充填スピードが 大幅に軽減できます。